令和5年度春期中央農事講演会(6月12日(月))のご案内 New

 新型コロナウイルスのパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻などにより、フードチェーンの脆弱さが露呈し、食料安全保障の必要性が再認識される中、我が国では少子化、世界全体では人口増加が見込まれており、我が国の農業・食品産業競争力の維持、増進のため、研究、技術革新に対する期待は高まる一方となっています。

 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、1893年に設立された農商務省農事試験場を起源とし、その後時代の要請により幾度か組織体制が見直され、2016年から現在の体制となり、本年で創立130年を迎え、国内最大の農業・食品産業技術の研究機関として、この分野における我が国の研究の中心を担っています。

 久間和生理事長は、光ファイバー、画像処理研究の第一人者として活躍されたのち、三菱電機株式会社の経営にあたられ、総合科学技術・イノベーション会議常勤議員としての我が国の科学技術研究推進の司令塔を務められた後、2018年から理事長として、農業・食品分野における「Society 5.0」を実現し、

 ①「食料自給率向上と食料安全保障」

 ②「農産物・食品の産業競争力強化と輸出拡大」

 ③「生産性向上と環境保全の両立」

に貢献することを、農研機構の目標として掲げて、日々リーダーシップを発揮されていらっしゃいます。

 今回の中央農事講演会では、農研機構の現況と将来の姿について、理事長のお考えをお話しいただきます。

演題農研機構の現況とこれから
講師国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 理事長 久間 和生(きゅうま かずお)氏
日時令和5年6月12日(月)午後2時~4時
場所TKP新橋カンファレンスセンター ホール14E(入場無料) 
 (東京都千代田区内幸町1丁目3番1  幸ビルディング14階)
 地下鉄都営三田線内幸町駅A5出口 徒歩1分
 JR新橋駅 日比谷口 徒歩7分
 東京メトロ 霞ケ関駅 C4出口 徒歩8分
  *オンライン方式も並行配信します。
主催公益社団法人 大日本農会,一般財団法人 農林水産奨励会

講師の紹介

〇1977年 東京工業大学大学院修了(工学博士)、三菱電機株式会社入社。

  同社にて光ファイバセンサ、光ニューロチップ、人工網膜チップ、画像処理などの研究開発と事業化を推進

〇2011年 三菱電機株式会社代表執行役副社長

〇2013年 内閣府総合科学技術会議議員(常勤)

〇2014年 内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員(常勤)。

〇2018年4月から現職。

参加申込先

公益社団法人   大日本農会

TEL 03-3584-6739  FAX 03-3528-8140
E-mail: kouenkai@dainihon-noukai.jp
氏名,所属先,電話番号をご連絡下さい。

※ オンライン参加の場合、参加申し込みは6月9日(金)12時(正午)締切となります。 

R5-春期中央農事講演会リーフレット

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