農業分野における外国人労働者の受入れ動向と課題 農業分野の外国人労働者は、全国で38,532人(2021年10月末)と過去最高を記録しています。コロナ禍で入国制限などが続く中でも実人数が減少しないところに、農業分野における外国人労働者への依存の高さをうかがうことができます。2020年農林業センサスでは、常雇いは「年間7か月以上の契約で雇っている外国人技能実習生を含める」とされたことも記憶に新しいところですが、これまで農業分野では外国人労働者の大半を外国人技能実習生が占めています。
しかし、新たな変化も表れています。技能実習生の入国遅延の影響もあり、新たな在留資格として2019年創設の特定技能への切り替えの増加など、様々な在留資格を活用して、多様な外国人材を確保するという方向で進展を見せています。ポスト・コロナを見据えれば、もはや技能実習生だけでは外国人労働者の問題を語ることができない状況へと移行していくと推察されます。
そこで、本格化する農業分野における外国人労働者の雇用について、その先進地の一つである北海道を中心に研究をしてきた北海学園大学の宮入隆教授をお招きし、農業分野における外国人雇用の課題を解説して頂きます。
演題 | 農業分野における外国人労働者の受入れ動向と課題 |
講師 | 北海学園大学 経済学部 地域経済学科 宮入 隆 (みやいり たかし) 教授 |
日時 | 令和4年5月20日(金)午後2時~4時 |
場所 | 三会堂ビル2階 A会議室(入場無料) (東京都港区赤坂 1 丁目9番 13 号 米国大使館前) 地下鉄銀座線・南北線溜池山王駅下車9番出口 徒歩4分 *オンライン方式も併行配信します(定員各40名、100名)。 |
主催 | 公益社団法人 大日本農会,一般財団法人 農林水産奨励会 |
○1997年 北海道大学農学部卒業
○2005年 北海道大学大学院農学研究科修了(博士(農学))
○2005年 北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット・博士研究員
○2008年 秋田県立大学生物資源科学部・助教
○2013年 北海学園大学経済学部・准教授
○2016年 同・教授
『北海道から農協改革を問う』、『産地再編が示唆するもの』、
『お隣は外国人―北海道で働く、暮らす』、『北海道北部の地域社会-分析と提言』等
公益社団法人 大日本農会
TEL 03-3584-6739 FAX 03-3584-057
E-mail: kouenkai@dainihon-noukai.jp
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