国連気候変動枠組条約 第26回締約国会議(COP26)に参加して
~農業をめぐる議論を中心に~
(独法)農林水産消費安全技術センター理事長
木内 岳志(きうち たけし)氏
2021年秋に英国グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が世界の注目を浴びました。この条約は1994年に197ヶ国・機関が合意したもので、今回は2016年のパリ協定で合意された内容の具体的実施に加え、二酸化炭素の吸収源や生物多様性保護の観点からの自然・生態系の保全・回復と適切な土壌管理や持続可能な農業への移行の重要性が発信されました。また、議長国の英国主導で、森林減少の大きな要因である農業の持続可能な取組について議論する「森林・農業・コモディティ貿易(FACT)対話」が立ち上げられ、農業関係施策への今後の影響との関連も注目されます。
そこで、これらの会合に農林水産省顧問(地球環境交渉担当)として参加された木内岳志氏に、温室効果ガス削減の文脈の中で農業をめぐる国際的議論を中心にCOP26の概要を解説していただきます。
日時 | 令和4年月28日(月)午後2時~4時 三会堂ビル2階 A会議室(入場無料) |
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場所 |
(東京都港区赤坂1丁目9番13号 米国大使館前) 地下鉄銀座線・南北線溜池山王駅下車9番出口 徒歩4分 *オンライン方式も併行配信します(定員各40名、100名)。 |
主催 | 公益社団法人 大日本農会,一般財団法人 農林水産奨励会 |
○1983年 鹿児島大学農学部卒
○1983年 農林水産省入省(九州農業試験場)
○2008年 同 大臣官房環境バイオマス政策課 地球環境対策室長
○2013年 同 大臣官房環境政策課長
○2017年 同 東北農政局長
○2019年 (独法)農林水産消費安全技術センター(FAMIC)理事長
現在に至る
○2021年 農林水産省顧問(地球環境交渉担当)
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